監督の日常

監督の日常を津々浦々書いています。
昔読んだ本のDVDとの出会い
今回はかなり気合入ってます。

珍しく、DVDを借りて映画を観ました。

ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変っているのを発見した。

という書き出しで始まるロシア文学を初めて読んだのは、中学の頃だったでしょーか?

虫になったグレーゴルの行動、感覚がどんどん人間離れしてゆく変化にとても魅かれて読みました。

壁や天井を這い回り、天井から落下する動作や、「こんなもの食べられるか」と思っていたチーズに食欲を示すという変化。

うわ、なんかめっちゃ美味しそう・・・と思いながら読んだ記憶があります。

そして、父親に投げつけられた林檎が背中に食い込み、やがてそれが腐ってゆく様子。

記憶に深く刻まれたそれらのシーンが一体どのような映像となって現れるのか。

なにせCG等一切なしの今回の映画。期待はふくらみます。

さすがに小説とは違い、冒頭は象徴的な景色のシーンから始まります。

しかしこの風景が美しい。まるで幻想絵画を観ている気分。

グレーゴルが虫に変身してしまった後も、合間に挟み込まれる回想や空想シーンも美しい。

現実の虫となって汚れて行く姿や、家の中の混乱ぶりもまた趣深い。

映画を観ながら、絵を見ているみたいだなあと感じたのは、「キシュ島の物語」以来でした。

99年のイラン映画。ナセール・タグヴァイ,アボルファズル・ジャリリ,モフセン・マフマルバフという3名の監督・脚本による3話。

観光PR用に作られたとかで、公開当時のチラシのコピーには

南の島で生まれた3つのおとぎ話。とあり、その通りおとぎ話のように美しい映像の連続でした。

途中なかだるみな部分も多少はありましたが、期待いっぱいで観に行ってがっかりするかな?

と思っていた割にはほぼ期待通りに楽しめました。

パンフも買っちゃったくらいですからね。

原作が好きなら、十分一見の価値はあると思います。

この映画で、奇抜で不条理な小説という観点とは別の新しい発見を幾つかしましたから、その辺りを意識してもう一度原作を読んでみようと思います。

あ、特殊効果ナシの虫の映像に関しては秘密です。

今度は、人妻出会いのサイトで、奥様とも仲良くなって、映画を観に行きたいなーと思います。

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# by ewexcd | 2014-02-01 23:17 | 出逢い
思うこと
思うことをまとめてみました。

向かう先は同じ、惹かれるモノが違っても

方法が違っても、プロセスが違っても、向かう先はどうやら同じみたいですね

アナタにはまだ体感できなくて、ワタシにはできること。

ワタシにはまだ体感できなくて、アノヒトにはもうできること。

居る場所は違うけど、行き先は同じみたいです。


どうやらみんな向かう先は同じ。

読んでくれて有難う御座います!

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# by ewexcd | 2014-01-05 01:09 | 思い


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